5.洞爺水辺の里財田キャンプ場
■意見
当地洞爺湖周辺のキャンパーは年間5万人と推定されますが、キャンプ使用料金以外の経済効果があまり大きくありません。これは町営である事も一つ要因ではありますが、消費を促すシステムが洞爺湖町には無いというのと宣伝不足が現実だと思われます。
財田キャンプ場には推定ですが年間一万人以上の来場があると思いますが、洞爺湖町の観光資源の一環を担う地としての資質は十分あると思います。管理者導入されれば多くの応募があるように思われますが、できればどこかの町のように温泉施設を札幌市の業者に丸投げせずに地域の人に管理者になっていただきたく思います。
現状では、入場料がメインになっておりますが、温泉施設への割引券の販売、食材の提供、土産品の販売、キャンプ消耗品の提供、洞爺湖温泉の宣伝、周辺の観光資源の紹介、バーベキュー施設等、民間であれば消費を促す企画は多くあると思います。
また、湖の遊びの提案として、レンタルカヌー、小型のセーリングヨット、ウォーターボール等のレジャーの提案オフシーズンに於いては水辺のコンサート、クリスマスの集い、年明けを湖の朝日で、冬季洞爺湖周辺の地元食材の鍋まつり等、自然と一体の地を活かしたイベントはオフシーズンでも集客可能と思いますので、資金、企画の問題もありますが、官民一体での洞爺村での通年観光資源としての活躍を期待したいと思います。
只の管理者では無く、柔軟な発想と取組みを期待できるような管理者の応募を期待したいと思います。
□回答
洞爺湖町水辺の里財田キャンプ場の施設は、キャンプサイトのほか、スポーツ交流館(土間体育館)及び運動広場があります。
財田キャンプ場の利用者は、年々増加傾向にあり、平成19年度は、約1万5千名弱の利用があり、財田キャンプ場がオートキャンプ場として幅広く認知されてきていると考えております。
ご指摘のように、財田キャンプ場の周辺への経済波及効果の拡大並びに周辺レジャー施設、飲食店や洞爺湖温泉との連携を強め、町内の一体的な観光振興を図っていく余地は十分に考えられ、町としても検討をしているところであります。
現在通年営業しているのは、スポーツ交流館のみとなっておりますが、今後は、指定管理者とも十分に協議をし、通年での施設の利活用を目指し、洞爺湖の恵みを活かしたイベント等を展開し、集客の向上に努めていきたいと考えております。