町長のあいさつ
町長からのメッセージ
洞爺湖町長の下道英明(しもみち ひであき)です。
当町は、北海道中央南西部に位置し、札幌市及び新千歳空港から車で約2時間圏内にあり、北海道縦貫自動車道の虻田・洞爺湖インターチェンジ、JR室蘭本線の特急停車駅である洞爺駅を有しており交通アクセスの利便性が高い町です。
洞爺湖周辺は「支笏洞爺国立公園」として、活火山の有珠山や洞爺湖を配し、南は内浦湾(噴火湾)に面している「美しい湖と豊かな海、緑あふれる大地」に囲まれた全国的に有名な温泉郷を有する北海道有数の観光地です。
さらに、温暖な気候と肥沃な土地、都市に近接する立地条件を活かした農業のまち、内浦湾の静穏な海域を活かした水産業のまちとして、一年を通じて四季折々の食と観光、農水産業のさらなる発展の可能性のある町です。
2008年には主要国首脳会議の「北海道洞爺湖サミット」が開催され、2009年には「洞爺湖有珠山ジオパーク」として、日本国内初の「世界ジオパーク」に認定されました。近年では2021年7月、洞爺湖町にある縄文遺跡「入江貝塚」と「高砂貝塚」を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が新たに世界文化遺産に登録され、「町の宝もの」が増えました。
環境サミットを開催した町として自然環境と共にあり、美しい景観だけではなく時に噴火によって生活が脅かされる覚悟を持ちながら生きていくこと。そうした覚悟を持った人たちがいて、自然を守り持続可能な町を目指してこの町を支えていることを実感しています。これこそが、将来へ受け継がなければならない、大切な洞爺湖町の財産であり、宝ものだと思います。私は行政の長として、この財産と宝ものを守り、将来の子どもたちへ受け継ぐ努力をいたします。
一方で、洞爺湖町に住んで、絆を感じ、希望の持てる町へ、洞爺湖町の将来の姿も感じていかなければなりません。お客様目線のサービス提供を常に考え、その先を提案できる洞爺湖町行政へ。
洞爺湖町にご期待いただく皆様の思いを常に感じながら、将来へ受け継いでいける力が一つとなれるよう、ご指導よろしくお願い申し上げます。
また、より多くの方々が当町を訪れ、美しい景観、自然や文化に触れて頂ければ幸いです。ご来町を心よりお待ち申し上げます。